「ボタニカ」の品質を支える技術
ボタニカ ダブル 8ロールは、当社が長年培ってきた抄紙、加工技術の粋を集めて開発しました。
再生パルプとバージンパルプを複合化して紙を抄く「ハイブリッド・ソフト製法」と、紙にふっくらとした感触と吸水性を与える「ラミネーション・エンボス加工」の2つの技術についてご紹介します。

ハイブリッド・ソフト製法
2種類の原料を層状にして1枚の紙を形成する当社独自の「ハイブリッド・ソフト製法」により、表層にバージンパルプ、裏層に再生パルプを配置した2層構造の紙を採用しています。
その紙を2枚重ねにして巻き取る際、丈夫な再生パルプ層を内側に、柔らかいバージンパルプ層を外側にすることで、2枚重ねのどちらの面がお肌に触れても柔らかさが感じられます。

ラミネーション・エンボス加工
彫刻を施した金属ロールとゴムロールで紙をはさみ、彫刻の凹凸を紙に写し取ります。凸部をもう一枚の紙と貼り合わせることで、繊細な模様が固定されます。
単に2枚重ねにした場合に比べて紙の間に空間が生まれ、ふっくらとした感触と高い吸水性を与えます。

2つの技術の相乗効果
ハイブリッド・ソフト製法による2層の紙を、ラミネーション・エンボス加工によって立体的に貼り合わせ、「2層×2枚の4層構造」を生み出しました。2つの技術の相乗効果により、柔らかな風合いを損なわずに、再生パルプを70%まで高配合することが可能になりました。 お肌に優しく、環境にも優しい技術です。